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アルミホイール
基礎知識
基礎知識
注意
アルミホイールの処理・加工例
ホイールには様々なデザインがあり、商品によって加工方法が異なります。
加工方法によって輝きや奥行きといった個性を出しています。トピー実業では下図の加工例がございます。
ポリッシュ
(切削)
カラークリア
ダイヤモンド
カット
ミーリング
アルミホイール各部名称
※記載している各部名称については、トピー実業製品に限ります。他社製品では名称が異なる場合がございますのでご了承下さい。
- リム幅
- リム径
- フランジ
- ビードシート
- ハンプ
- ウエル
- バルブ孔
- インセット(ホイールリムの中心線とディスク取付面との距離)
- ハブ孔
- P.C.D.(ボルト孔ピッチ円の直径φ100、φ114.3、φ139.7等)取付ボルト孔
- ディスク取付面
- 取付面直径
※ホイール裏にメーカーマーク、リムサイズ、インセット、製品記号、生産国が表示してあります。
※限定使用の場合、限定荷重が表示してあります。
ボルトホール・P.C.D.
- ホイールをハブに固定するボルトの数は車種によって4~6本(一部の車種除く)と異なり、ホイールもそれに応じた数のものを使用しなければなりません。
-
P.C.D.とは、ボルト孔の中心を結んで描かれる円の直径(mm)をさします。P.C.D.は車種によって異なるため、適合するものを選ぶ必要があります。
※P.C.D.(Pitch Circle Diameter)
※マルチP.C.D.
複数の車種に対応させるため、
同一ホイールに8ケ~12ケの孔を空け複数のP.C.D.に対応させています。
ホイールの構造とリバースリム
1ピース構造
リムからディスクまで一体構造で作られているホイール。部品の欠落や緩みがなく、材質的にも均一であるため品質も安定しやすい。
リバースリム構造
リムを深く見せるために通常のリム(ノーマルリム)とは反対側にディスクがある構造。
タイヤの脱着をする際、ディスク面は反対側になりますので、ディスクを傷つけないよう注意する必要があります。
CAUTIONシール
リバースリムの商品には、CAUTIONシールが付いています。
ホイールサイズの説明
インセット・ゼロセット・アウトセット
- インセット・ゼロセット・アウトセットとは、ホイールのリム中心線から、取付面までの距離を表します。
リム中心よりも取付面が外側にあればインセット、内側にあればアウトセット、同じであればゼロセットになります。(図A参照)
- インセットの値が大きくなるとタイヤ・ホイールは内側へ移動し、小さくなると外側に移動します。
従って「A:インセット寸法」が大きくなると「B:フェンダークリアランス」が大きくなり、 「A:インセット寸法」が小さくなると「B:フェンダークリアランス」が小さくなります。 (図B参照)
ホイールの固定方法
座面形状
ホイールの取り付けナット座(ボルト座)には60°テーパー座、球面座、平面座などがあります。
座面形状や寸法が適切かどうか確認してください。
ナット止め (国産車用のホイールによく使われる方法です。)
- ねじ山の掛かりが不足していると走行中にホイールが外れる可能性があります。
- スタットボルトの寸法が長すぎると、袋ナットが締まらずホイールが外れる場合があります。
- スタットボルトの寸法が長すぎると、袋ナットが締まらずホイールが外れる場合があります。
ボルト止め (輸入車に多く使われる方法です。)
- ボルトの首下寸法が短いと、ボルトの掛かりが不足し走行中にホイールが外れる可能性があります。
- ボルトの首下が長すぎるとブレーキ等の部品を傷つけたり、ホイールが外れる可能性があります。
- ボルトの首下が長すぎるとブレーキ等の部品を傷つけたり、ホイールが外れる可能性があります。
スペーサー使用時の注意
やむを得ずスペーサーを使用する場合ナットが十分に掛かっているか充分注意してください。
ナットが締まりきっていないと、走行中に脱輪する恐れがあります。
トラック・バス用スチールホイール各部名称
※記載している各部名称については、トピー実業製品に限ります。他社製品では名称が異なる場合がございますのでご了承下さい。
ホイール呼び名・取付記号と規格の関係
ディスク部(ディスク表面)
新・ISO規格ホイールの刻印は、製品名、オフセット、ディスク板厚、P.C.D の順番に表示しております。尚、最後に刻印されております。VO(VALVE OUTSET)はバルブ取り付け方法を意味します。また、新・ISO規格チューブレスホイールには、LI値の負荷能力指数が刻印されておりませんが、全て新LI値対応のホイールとなっております。
軽量・高精度ホイールを生みだす技術
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ECODディスクECODとは、EcologicalDiskの略称であり、地球環境に優しい製造で社会貢献できる技術を意味します。円筒状にした鋼板を冷間揺動鍛造することで、材料歩留まりを向上させ、従来品と同強度をもちながら、薄肉・軽量化を実現したものです。
※ECODは全ての製品へ採用されている訳ではございません。 -
コールドスピンディスクを冷間回転塑性加工することにより余分な肉厚を削減させ不等厚とする製法。
取付面より外周を薄くし、軽量化を図ると同時に形状の精度向上を図っています。 -
切削ディスク内面・取付面の平面精度の向上を図るため切削工程を加えています。
ディスク取付面の平面度が向上することで、ナットの緩み防止、ブレーキジャダーの軽減等の乗り心地改善に寄与します。 -
ショットピーニング加工小さな球状投射材(鉄球)をホイールに投射することにより、表面に圧縮側の残留応力を付与することで、疲労強度の向上を図る技術です。
乗用車用汎用スチールホイールの商品識別について
マルチピッチホイール「シュヴァルツMV」、「単穴ホイール」、「4WD用ホイール」の商品の識別は左図参照の上、サイズと刻印をご確認ください。
ホイール使用上のご注意
安全走行のポイント
手入れ、保管
その他の注意
お手入れと保管
その他の注意
※尚、これらの注意を怠った場合補償の対象外とさせて頂きます。